デルフィニア戦記1◆放浪の戦士◆
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「変な話しだ。偉いのと威張るのが仕事の王様には、とても見えないけどな」(リィ)
「人間の男の、所かまわずの、無節操の、ついでに無神経は好きになれないっていうだけだ」(リィ)
「たとえおまえが何であろうと、その恩を忘れ、命の恩人を化け物呼ばわりするほど、
俺は恥知らずではないつもりだ」(ウォル)
「ぜひともお前に王冠をかぶせてみたくなった。」(リィ)
「この剣と戦士としての誇りにかけて。俺は誰にも命令はさせない。そんな事は許さない。」(リィ)
「よいか。娘」
「なんだい、男」
「男ではない。ガレンスだ!」
「リィだよ。ガレンス」(リィ&ガレンス/変な自己紹介・・・・)
「そうとも。陛下はお戻りくだされた。しかも勝利の女神を連れてな」(ナシアス)
「あなたにも自分の敵を知ろうとする心と、見抜くだけの目が備わるように祈ります。」(シャーミアン)
「このカーサ、友の心をないがしろにし、羨むばかりか嫉むような情けないご主人に
お仕えした覚えはございませんからな」
「俺も主人を脅迫するような執事を持った覚えはないんだがな・・・・」
(カーサ&バルロ)
「ぼくは神様なんかじゃない。ちょっとばかり変わってはいても、ただの子供だ。
だから役に立てると思う。なにしろ人間の男ってば、女と子供に弱いからね。」
(リィ)
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デルフィニア戦記2◆黄金の戦女神◆
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「馬鹿なんだか切れるんだか鈍いんだか肝が据わってるんだか、
さっぱりわからない。こんなものを普通とは誰も言わないはずだ。
ものすごく面白いし、変わってるよ」(リィ)
「生まれつきこうだったわけでも、自慢するために覚えたわけでもないぞ。
生きるために身に付けたものだ」(リィ)
「馬鹿も石頭も鈍いのも嫌いじゃないよ。りこうすぎたり切れすぎて自滅したりするより、よっぽどいい」
(リィ)
「間違えるな。自由民だ。タウの男たちは自分たちの事を山賊だとは思っちゃいねえよ」(イヴン)
「五年ぶりに再会した友人がたった一人で戦に乗りだしていくとしたら?しかもそれが難攻不落の
コーラル城と一万の近衛兵団に立ち向かうのだとしたら?肩書きが気に入らないからと言って見捨てるのが男か」
(イヴン)
「このロアにはな、自分の馬と人の馬をみわけられないようなものは一人としておらん。」(ドラ将軍)
「馬は人などいなくともどうということもなかろうが、我々は馬がいなくてはどうにもならん。
それを忘れてはこのロアでは一日たりとも生きてはいけぬのだ」
(ドラ将軍)
「私は今の自分に誇りを持っておりますし、女といえどもデルフィニア国民である以上、
自分の信ずるおうのために戦う権利があるはずです」(シャーミアン)
「興味があるのは、ここにいる全然王様らしくない王様を玉座に座らせて王冠をかぶらせてみたい。それだけだ」
(リィ)
「ウォル。お前は王様らしくないところが撮り得の王様だがな、それも時と場合だ」(リィ)
「ウォルは一度もおれを化け物とは言わなかった。だからかな」
(リィ)
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デルフィニア戦記3◆白亜宮の陰影◆
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「しなければならないことがわかっているのにしようとしない。
望みをはたす方法がわかっているのに実行に移さない。
これを腰抜けと言わずして何と言うんだ?」(リィ)
「お前はバルドウに祈る以上の効果がありそうだからな」
「そんなにありがたみのある格好をしているとも思えないんだけどなぁ。念のために本物のバルドウにも祈っといた方がいいと思うぞ」(ウォル&リィ)
「昨夜は気づかなんだが、お前の瞳は懐かしい色をしているな」
「懐かしい?」
「ああ。故郷の、五月の森を思い出させる」(フェルナン伯爵&リィ)
「二度と、息子とは呼ばぬ。己に誓いを課した以上、騎士たるものが破るわけにもいかぬ。
だがな、小戦士。甘いとお笑いになるかもしれんが、私はいつも、できるものなら、息子と呼びたかったのだぞ」
(フェルナン伯爵/(TT))
「お前は復讐はいけないとは言わないのだな」
「そんな御託はな。目の前で肉親をなぶり殺しにされた事もなく、無実の罪で拷問されたあげくに殺された
身内を持っているわけでもないくせに、武器を捨てよだの、汝の敵を愛し許せよだの、
歯の浮くようなお題目を平気で人に押し付ける頭のいかれた連中に言わせておけばいいんだ」(ウォル&リィ)
「父の死に賭けて」(ウォル)
「この剣と戦士としての魂に賭けて」(リィ)
「いいや、とんでもない。バルロに比べたらリィは立派な淑女だよ」
「淑女!?」(ナシアス&リィ/爆笑^▽^)
「欲しいのはペールゼンの首ひとつだ」(ウォル)
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デルフィニア戦記4◆空漠の玉座◆
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「正直も時によりけりだ。世の中にはな、ついちゃいけない嘘と、つきとおさなきゃいけない嘘ってものがあるんだよ」(イヴン)
「そりゃあ、王様ともなるとあんまりつつきまわすわけにもいかないからな。
これで遠慮なく遊べるってもんだ」
「イヴン。それではまるで、今までは遠慮していたように聞こえるぞ」
「してただろうが」
「どこがだ」
「傷付くな。俺は精一杯国王陛下に対して礼をつくしてたんだぞ」
「だからどこがだ」(イヴン&ウォル/お互い真面目だから余計可笑しい)
「命令を下したのはあなたです。私にも部下たちにもそれで充分です」
(アスティン)
「この娘は、あなたの隠し子か!?」(ヘンドリック伯爵/ぎゃはははははっっ)
「陛下に寵愛されたポーラさまを殺し、陛下の子を殺そうと謀った反逆者!!」
(カリン/大逆転の止めの一言v)
「俺を王と呼ぶ覚悟のないものは今のうちにどこかへ立ち去ることだ。俺はすぐに戻ってくるぞ」(ウォル)
「他にお前たちの国王を野良犬呼ばわりするものがいるなら前へ出ろ。二度と口をきけなくしてやる」(リィ)
「お前がお前である限り、戦士の魂を忘れないでいる限り、お前が国王だ」(リィ)
「サヴォア公爵家の統領である若君をそのように短慮な、もとい軽率なもとい独断的いえ単細胞な
ご性格にお育てしたこの私がすべて悪いのでございます」
(カーサ)
「馬鹿を言うな。お前のような奇怪な子どもがそうごろごろ転がっていてたまるか!」(ウォル)
「デルフィニア王女、グリンディエタ・ラーデン。いい響きではないか」(ウォル)
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